職場で活用できるよう語学力アップにイギリスに代わってベルリン留学へ【みみこさん】

転職を機に英語を使う職場で活躍することになったみみこさん。

英語のブラッシュアップでドイツ留学を考えていたのですが、ドイツ語もできるようにとベルリンにドイツ語を学び短期留学に出ることに。

そんなみみこさんのベルリン留学の感想をご紹介します。

ドイツ留学しようと思った理由は?

転職するにあたり1ヶ月間空白が出来てしまい、次の職場は英語が公用語だから少しの間ロンドンで英語を勉強しようかなと思ったのですが 、学費と滞在費が高額で断念。

次に候補に挙がったのが、一度個人旅行(この旅行もロンドンの代わりだったんですけど)で行って大好きになったベルリンでした!

ドイツ語は日常生活でほとんど使わない言語ではありますが、ベルリンでは英語もたくさん使ったし、何より「役に立つ言語を勉強する」っていう考え自体がつまらなくない!?

と思い、ベルリンでドイツ語を勉強することにしました。

滞在期間は2週間と非常に短く、大きな変化は望めないと思っていましたが、これからもドイツ語を勉強し続けるモチベーションになればと思いました。

留学にあたって不安は特になかったです

ベルリンへは一度行ったことがあり、雰囲気や気をつけるべきことはだいたいわかっていたので、滞在に関して特に不安な点はありませんでした。

留学に関しては、不安があろうが実際現地で困ろうが、自力で対処するしかないと思っていましたし、むしろ何か予想外のハプニングが起こらないかしら、と思っていました。

1週間をすぎた頃から授業のドイツ語に慣れてきました!

ドイツ語の勉強はどうでしたか?授業のレベルや学校の雰囲気は合っていましたか?想像していたより難しかったでしょうか?

A2クラスに配属されました。

自分でもまあこれくらいだろうな、と思っていたのですが、いざクラスに入ってみると先生の言っていることが全く分からず・・・。

初日は「今すぐに帰りたい」と心の底から思いました。

クラスの足手まといなのは自覚しつつも、必死で食らいついていこうと頑張っている(朝4時に起きて勉強したりしました)と、1週間を過ぎた頃から何となく「あれ、もしかして聞き取れている?」という感覚がつかめてきました。

2週間経つ頃には日本で勉強していた本のCD音声がスクリプトなしで聴ける、むしろ遅く感じるくらいになっていて、ここでおしまいになってしまうのは非常にもったいなかったです。

担当の先生は若い女性の先生で、まだ話すことに慣れていない私にはテキストの音読を多めに当ててくれるなど、同じクラス内でもレベルの違う生徒に配慮してくれていたと思います。

ドイツ語は大学1年生の時に第2外国語として必修のドイツ語を、2年生の時に(授業が少なくて暇だったので)ドイツ語の発展科目をとりました。

それからしばらくドイツ語からは離れていてすっかり忘れていましたが、この留学を機に文法の参考書(「しっかり身につくドイツ語トレーニングブック」ベレ出版)を一通り復習しました。

でも、あまり文法の復習は意味がなかった気もします。

現在形、助動詞、過去形、過去分詞形だけをさらっと復習したら、あとは単語とリスニング、音読等に時間を割いた方が現地に着いてからスムーズに授業に適応できると思います。

分離動詞の聞き取りが難しかったです

私にとってドイツ語は読むための言語で、話す言語ではありませんでした。

これまでドイツ人とドイツ語で話した経験もありません。

ドイツに行って、買い物やレストランでの注文などはドイツ語でも何とかなるのですが、内容の予測ができない世間話のようなものが一番難しかったです。

また、私は中高年男性の話すドイツ語が全く聞き取れませんでした。

分離動詞も難しかったです。

文字で読めばわかるのに、耳で聞くと分離前綴りと動詞本体がその場で一つのものとして認識されないのです。

何もかも「慣れ」だと思うのですが、日本でドイツ語を勉強していてもきっと気付けなかったことばかりです。

他の留学生と仲良くなれましたか?

スペイン人の女性の留学生とは同じクラス、同じ寮、年齢も近かったこともあり少し仲良くなれました。

しかし私の滞在が2週間と短かったので、特別仲良くなった人は日本人その他の国の人含めていません。

どの人もドイツで成し遂げたいことがしっかりとあり、一生懸命仕事や勉強、ボランティア、節約に励んで必死でドイツに根付こうとしていて、私のような人(半分観光旅行)が邪魔しちゃいけないな、と思ったのもあります。

ドイツでもタバコミュニケーションは非常に有効ですが、残念ながら私は非喫煙者でした。

ベルリンは一人でも全然楽しい街なので、そもそも一人旅だと思えば、語学学校で人に会えて名前を呼んでもらえるだけで孤独感は消えますね。

学校のない日はベルリン観光!

宿題と自分で定めたノルマが終わったら、ひたすら観光です。

ミュージアムもたくさん行きましたし、コンサートにも行きました!

F+Uの学生証を見せれば、多くの施設で学割が効きました!

3日間有効のミュージアムパスも学割なんて、お得すぎてかえって申し訳ないです。

ドイツに留学してよかったことは?

留学してみたい、という子供の頃の夢を大人になってから、自分で稼いだお金で叶えることができました!

自分が大好きな街で、暮らすように旅をした経験は一生の宝物です。

日本に帰ったら、もうドイツ語を話す機会はないだろうと思っていましたが、新しい職場にドイツ人がいたので、早速勉強したことが使えます。

また、語学学校ではドイツ語しか勉強しませんでしたが、それ以外では英語に頼らざるをえない場面も多くあり、おかげで英語も上達した気がします。

英語オーディオガイドが一言一句逃さず聴けるようになっていて、嬉しいやら、いや、聞こえすぎるのもしんどいと思うやら…複雑な気持ちでした。(@ザクセンハウゼン強制収容所跡)

留学中に印象に残ったエピソードは?

Karneval der Kulturenのパレードに行こう、というイベントに参加したかったのですが、うっかりしていて日にちを間違えました。

また、私が通っている間に学校に新しく購買部(?)ができました。

そこのスタッフの女性はものすごく優しくて、

「今日も授業でダメダメだった…」

と凹む私の心を癒してくれました。

学生寮はせまかったけど設備は十分でした!

狭い部屋でしたが必要十分な設備はそろっていました。

部屋に小さな冷蔵庫と栓抜きがついていたのがありがたかったです。

共用キッチンにはオーブンあり、電子レンジあり、トースターあり、調理器具あり、ゆで卵作り器あり(?)と非常に充実していました。

滞在が短く、調理に必要な材料を買っても使い切れないと思ったので私は自炊しませんでしたが、多くの学生さんが毎食自炊していました。

私も滞在がもっと長かったら、シュパーゲル茹でたりクーヘン焼いたりしたかったです・・・。

あとは、1台しかない洗濯機と乾燥機を多くの寮生で共有するので、洗濯に関するルールを設けた方がいいのではないかと思いました。

例えば予約表を作るとか。洗濯機の上に自分の洗濯物の袋を置いておけば、順番待ちの合図になる、とある寮生の方に教えてもらったのですが、別の寮生さんは「そんなの知らない」といった感じでルールが統一されていないようでした。

タイミングが悪いと、いつまでも洗濯できない日々が続き、実際私も部屋で手洗いしてしまったので・・・

それで済んだからいいんですけど。

学生寮での印象に残ったエピソード

滞在2日目。

学校から帰って来たら窓が開いていました・・・。

「あれ、私窓開けたっけ・・・?」

と思いつつ気にしませんでした。

滞在3日目。

学校から帰って来たら椅子が思いっきり移動していました。

「やっぱり、私の留守中に誰かここに入って何かしてる!」

と一瞬恐怖を覚えたのですが・・・

管理人さんが電球を替えに来てくれていただけでした!

(私は電球が切れていたことすら気づいていませんでしたが)

きちんと管理されていますね。

あとは、日本では見かけない蜘蛛を見つけました。

大きかったので少しびっくりしました。

これからドイツへ留学する人へ

「留学する、しかもドイツに」

というと、何かすごく特別な理由が必要そうに思えますが、短期ならそんなのなくて大丈夫です。

社会人になると、数ヶ月、数年の留学は滅多なことではできませんが、少し長い休みが取れた時には好きな国で好きな言語を、仮にそれが仕事にも生活にも全く役立たなくても、勉強してみるのも素敵です。

勉強してみたら意外と役に立ったりすることもありますから。

短い時間でも、そこで見たもの、考えたこと、経験したことは必ず自分の日常生活に違う色を見せてくれると思います。

また2週間くらい休みが取れたら、ベルリンでドイツ語の勉強がしたいです。

その時はまた、宜しくお願いします。

学校に申し込んでみて

F+Uを知ったのは別の情報サイトでした(汗。

どういう学校か詳しく知りたく、いろいろ調べているうちにサイトにたどり着きました。

以前ドイツを旅行した際非常に(!!!)お世話になったドイツドットウェブさんによる運営サイトだったので、迷わずここで相談!

非常に親身に相談に乗っていただけました。

私は信頼感と安心感でドイツドットウェブを選びました。

実際に同じ学校に留学経験のある方だったので、アドバイスが非常に的確でした。

それは実際に行ってみて痛感しました。

留学のための準備、必要な物、持ち物や学校の雰囲気、クラスのレベル感…全て聞いていた通りです。

また、私は当初英語のコースも受講しようと思っていましたが、ドイツ語のみにしておいてよかったです。それだけで精一杯でした。

このあたりも経験を通してお話ししてくださったり、現地のスタッフの方にこちらの要望について問い合わせしてくださったりしたおかげで最善の選択ができたと思っています。

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