ホームステイ語学留学

20代後半からドイツ留学に挑戦!ドイツ語の勉強はしっかり勉強しておけばとちょっと後悔

20代後半からドイツに留学して大丈夫だろうか・・・。

30代がもうすぐそこにせまってるしなぁ・・・。

大学を卒業して就職して、会社を辞めていざ留学ってどうなのか・・・。

やっぱり悩みまくりです。

けど、今の生活やら価値観やらをガラッと変えてみたかったわけです。

ということで旅立ったのがドイツのハイデルベルクでした。

初日の授業でドイツ語やっとけばと後悔

しかし、現実は厳しかったです。

ドイツ語難しすぎました。

基礎の文法こそ抑えていたけど、日本ではほとんどドイツ語を勉強していなかった私。

「アクザティブ?ダーティブ?ナンデスカそれは?」

と言った調子で、先生の話すドイツ語がまるで分からない。

「日本で勉強していればよかった」

と過去の自分を恨みつつ、始めの2週間くらいは授業について行くのが精一杯でした。

なので、予習・復習に時間を捧げる日々です。

最初こそお手上げ状態だったドイツ語も、日が経つにつれて予習・復習の成果が出始めました。

授業の内容もはじめの頃に比べて随分と分かるようになり、ほんの些細なドイツ語でも会話なんてできた日には、それだけで感動してみたり。

勉強していて、特に重要だと感じたのが発音。

発音が間違っていると、どうも自分の伝えたい言葉がまったく違う意味として解釈されてしまうようです。

「発音が変だよね」と指摘されることも多いのなんの。

なので、「発音を制すものはドイツ語を制す!」とばかりにドイツでは、発音の勉強には時間を注ぎました。

それこそ、「発音みてー!」とドイツ人の友達を捕まえてチェックしてもらう毎日。

我ながらしつこかったと思います。

面倒見のよい友達たちにダンケです。

クラスの想い出といえば、みんなの名前に漢字をつけてあげたこと。

これきっかけで仲良くなったりしました。

ちなみに、上の画像、『奈田車』は『ナターシャ』で『不得利平』は『フェリペ』です。

ドイツ語ができなくてホームステイでピンチ!

ドイツ語をまったく勉強してなかったので、地獄のように辛かったのがホームステイです笑(笑いごとではないけど)

「英語ダメよー」

初日からホストマザーにクギを刺されたのがことの始まり。

ドイツだからドイツ語があたりまえ・・・ですよね。頑張ろう。

と思いつつも、気合だけではどうにもできないのが語学です。

家族の会話には一ミリも参加できず。

ひたすらニコニコ笑って食卓に座り続ける日々の到来。

なんたる、苦痛。

「もっと勉強しておけばな」とまたも後悔しつつ、この状況を打開するために、始めたのが日常会話の特訓でした。

一人で自室にこもり、家族との会話をシミュレーション。

時には一人二役で会話の練習もしてみたり。

この時ばかりは、家族はコミュニケーションを取りたがっているけれど、肝心の私が話せないとあって、歯がゆいというか、切ないというか、申し訳ない気持ちにもなりました。

同時に、「家族と話すためにもドイツ語頑張ろう!」と気合が入った瞬間でもありますね。

そして、スゴくいい経験になったのがホームステイ!

これはもう間違いなく良い経験でした!

ホント、一生忘れない経験がそこにあります。

お金じゃ買えない(実際は買ってるけど)体験ですホント。

例えば、ホームステイ先のドイツ人キッズたちと遊んだり、ドイツ家庭のホームパーティーに参加したり、キッズたちを保育園に送り届けたり、キッズたちを寝かしつけたり、あまりにドイツ語ができなくてパパが日本語のできる友達を連れてきたり(汗。

いろいろ巻き起こるのがホームステイです。

会話ができるようになると、ホームステイ先の家族は自分のことのように喜んでくれるのも嬉しかったです。

休みの日は観光やイベント

図書館にこもって予習したり、友達とハイデルベルクを観光したりと、休みの日はハイデルベルク生活を満喫していました。

隣町のマンハイムまでお買い物に行ったり、髪の毛が伸びたらマンハイムで腕を振るっている日本人美容師さんを訪ねて行ったりと移動もそこそこ。

ハロウィン時期はみんなで仮装して夜な夜なバーまで飲みに出かけたり、中世祭りやハイデルベルクの花火大会にも参加してみたり。

気づけば20代前半のみんなと一緒になって学生生活をエンジョイしている自分がそこに。

「今さらかなぁ」と悩んでいた頃の自分がもはや懐かしい勢い。

あと、自分だけかと思いきや、20代後半でドイツ留学に来た人はそこそこにいるものでした。

日本センターにも参加

参加すれば夜間授業が無料!

というのに釣られてホイホイ参加したのが日本センターでの活動です。

ドイツに日本文化を届けるべく、時にはみんなでカレーを作り、時には抹茶の作法をドイツ人に教え、金曜夜は近くのレストランでビール飲みふけり、いろんな経験ができました。

今思えば、自分が変わるきっかけにもなった活動だったと思います。

まさか、日本センターの活動を通じて、今後の人生を左右する人に知り合うとは予想だにしなかったです。

ドイツ留学は何が起こるか分からないですホント。

これから留学する人へ

ドイツ語の勉強は日本でやれるだけやっておいた方が、ドイツでの生活に余裕ができます。

発音や聞き取りは日本で徹底に勉強するのが難しいので、文法と単語を抑えて、留学先ではとにかく喋ることに集中できるのが理想だと思います。

あと、恥ずかしさを捨てて、言葉は間違い上等でとことん喋りまくる勇気です。

間違った分だけ、どんどん語学は上達していくと思います。

ドイツ留学に行ってみて後悔することはないので、迷っているかたはちょっとでもいいからドイツでの生活にチャレンジしてもらえたらと思います。

ここまで読まれた方で、気付いた方もいるかもですが、これは本サイトの管理人の留学感想でした。

分からない疑問など、留学相談はお気軽にお知らせくださいね。

ではでは。

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